髙ちゃんリポート
年号が令和に切り替わり初めての年越しを迎えました。2019年は平成から令和へと繋ぐ年、2020年はオリンピック・パラリンピックが日本各地で開催される年であり、私自身、興奮あり緊張ありの一年です。皆様にとって2020年はどんな一年になるのでしょうか。
2020年最初のヘルシーレシピは、横浜市特産「はま菜ちゃん」のひとつ、「浜柿」のもぎとりをレポートします。
今回、浜柿のもぎとり体験した、「桑原果樹・洋蘭園」は横浜市泉区相鉄いずみ野駅からバスに乗り換え約10分の場所に位置します。浜柿の他に梨や梅の直売も行われています。また、横浜市みどりアップ事業に参加され、果樹のもぎとり体験ができる農園でもあります。
最寄りバス停から歩く事5分、「浜柿」と書かれたのぼりを見つけ直売所に到着。
お伺いした日は良く晴れた日で、雲ひとつない青空に赤く熟した大きな柿が映える日になりました。直売所から浜柿もぎとり場所までは仕事用トラクターで移動。約3分後には熟した赤い柿の木を発見することに。と同時に、「このような住宅地に沢山の柿の木が・・・」眼にした光景の意外性に驚きつつも車から降りるとハサミとビニール袋が配られ赤く熟した柿の木の近くまで移動。
柿の木はとても高く脚立に登って柿をもぎとるという印象が強かったのですが、桑原果樹園は手の届く高さのため、子供でも浜柿のもぎとりが楽しめます。
なぜ、木を低く切っているのか?尋ねると、生産者が高齢化してきている事も影響しているかな。との返答でした。「若い生産者が育つ」仕組みづくりが急がれるなと考えます。
現在、当園では、「陽豊(ようぼう)」、「甘秋(かんしゅう)」、「太秋(たいしゅう)」の品種を中心に栽培されていますが、その日のもぎとり品種は「陽豊」でした。
柿のもぎとり可能となる目印は、「柿の葉がそりかえった状態」です。早速、目の前の浜柿をみると、どれも実が赤く、葉のそりかえりがみられ、30分もたたないうちにビニール袋はもぎとった浜柿でいっぱいに。
大きいキウイフルーツを沢山の中から探したり写真を撮ったりしていると、あっという間に1時間が経ち本日のもぎとりは終了。 収穫結果はキウイフルーツ13個で約1.1kgでした。
直売所に戻り、柿の重量を計量したところ大きな柿ばかり10ヶで約2.3kgの収穫でした。料金は柿の重さ分支払うシステムになっています。
帰りのバスの待ち時間に、「陽豊」と「太秋」を食べ比べてみると、甘さには差が感じられずどちらも甘かったのですが、食感には違いが感じられ、「太秋」のほうが噛む毎にシャリシャリ感を感じました。もぎとり体験を通して生産者の方との話しからは学ぶことも多く、今後も何かの形で応援し続けていければと感じました。
今回体験した、「浜柿」のもぎとり体験や直売は12月中頃で終了することが多く、もぎとり体験は実施期間が変動することも多く、事前の確認をお願いしたいとのことでした。
また、今後の展望として、浜柿の生産だけでなく、「干し柿」作りにも挑戦してみたい!とのことでした。