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〜浜なしもぎとり編〜 旬の食材を使ったレシピ

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メニュー紹介

  • ピリ辛ブラックカレー
  • ゴーヤチップス
  • 夏野菜の塩昆布和え
  • 浜なしシャーベット

髙ちゃんリポート

 9月に入り、日中は残暑厳しい日が続きますが朝晩が幾分涼しくなり秋めいてまいりました。

 季節の変わり目による急激な気温の変化や日頃の疲れも加わる9月は体調が崩れやすいタイミングでもあります。食事からの栄養・水分補給の他、睡眠時間の確保もコンディション維持には大切です。

 今月は夏恒例「浜なし」もぎとりのレポートを紹介します。今回は青葉区「坂田農園」を紹介します。東急田園都市線市が尾駅下車、バスに乗ること約10分の場所に位置し周り一帯、梨農園でした。浜なしは毎日販売されますがで、梨のもぎとりは土日のみ開催されます。

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 浜なしのもぎ取りが始まったばかりで、レポート体験でお伺いした日は浜なしを待ちわびたご近所の方々で賑わっていました。坂田農園では、青梨の「菊水」、赤梨の「豊水」を栽培されています。一般に、浜なしは生産数が少なくスーパーで販売される事がない梨のため、「食べてみたい!」方は農園又は横浜市内JA直売所で購入する事ができます。

 梨の栽培には「水」と「日照時間」が大きく関わります。今年は雨が続いた事もあり水量は充足しましたが、晴天の日が例年より少なかったため日照時間の不足が心配されました。しかし、7月に入り晴天の日が続いた事で、「今年も甘くて果汁たっぷりの浜なしが作れました。」と嬉しそうに仰っていた姿が印象的でした。

 「菊水・豊水」の試食を頂き味を確かめたところで、浜なしのもぎとりスタート!台風をはじめとする強風による倒木対策として梨は樹木の高さが低く、農園を歩く際は中腰姿勢で進まなければならない事が特徴です。しかし、時々、下から見上げると大きく実った梨が顔を出し、辺り一帯は梨の甘い香りがほのかに感じます。葉に蝉の抜け殻がくっついている場面に遭遇することも。

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「豊水」はスーパーで見かける甘みが強い梨ですが、「菊水」は普段見かける機会が少ない青梨です。また、豊水より一回り程小さく食べた時に歯ごたえを感じ、甘みばかりではなく適度な酸っぱさも感じる梨です。

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梨のもぎとりを堪能し、浜なし計7ヶ、約3.5kgの収穫でもぎ取り終了。

 もぎとり中一番大きい梨を見つけよう!と子供達と一緒に大きな梨を真剣に探していた時間は、梨(農)がもつ魅力を感じる時間でもありました。

 坂田農園は「横浜みどりアップ計画」に関わられており、「浜なし」を通して農にふれあう場・機会を提供されています。

 横浜市は「横浜市水と緑の基本計画」を2006年に策定された後、2009年からは「よこはま緑税」を財源の一部に活用した取組みとして「横浜みどりアップ計画」を推進しています。

横浜みどりアップ計画

理念:

みんなで育む みどり豊かな美しい街 横浜

事業の柱:
  • 柱1:市民とともに次世代につなぐ森を育む
  • 柱2:市民が身近に脳を感じる場を作る
     施策1:農に親しむ取組みの推進
        事業①農とふれあう場づくり
        様々な市民ニーズにあわせた農園の開設
        収穫体験農園の開設支援
        市民農園の開設支援
        農園付公園の整備
     施策2:地産地消の推進
        事業①身近に農を感じる地産地消の推進
  • 柱3:市民が実感できる緑や花をつくる

2007年、横浜へ引越ししてきた時の第一印象は「緑が多い!」

2006年からスタートした事業の成果のひとつとして、坂田農園をはじめとする各農園での収穫体験などを通して、人が農とふれあい、そして、「笑顔」が返ってくる。この循環が事業の在り方ではないかと思います。今後もヘルシーレシピを通じて、横浜市の「食」に関わる生産者の方々や特産品について紹介していこうと思います。