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髙ちゃんリポート「端午の節句編」

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髙ちゃんリポート

 2017年のゴールデンウィークは日程調整の都合では長期連休となりました。皆様、いかがお過ごしされたでしょうか?
祝日である5月5日を「端午の節句」と呼びます。「端午」とは、月のはじめの午(うま)の日をさします。
香りの強い菖蒲をよもぎと共に家の軒先につるし厄を払う、菖蒲の湯につかり家族の無病息災を願うなどの風習が全国で行われます。5日に菖蒲湯として解放する銭湯も全国でみられます。「菖蒲」は武道を重んじる武士、「尚武(しょうぶ)」にかけて男の子の誕生と元気に成長する事を願います。

 また、5日は「子供の日」でもあり、「鯉のぼり」が悠々と青空に泳ぐ景色が全国各地でみられます。都筑区役所前の広場でも鯉のぼりが元気に泳いでいました。 江戸時代、将軍家では男の子が誕生すると端午の節句に「のぼり」を立ててお祝いを行っていました。後にのぼりを立てる風習が将軍家から庶民へ広まり、庶民の間では、鯉の滝登りをイメージし、のぼりに鯉を描くようになりました。そして、立派な大人に成長してほしいという願いを込めて端午の節句を祝ったのが「鯉のぼり」の始まりといわれています。

鮪・マグロについて

  • 鮪・マグロ・・・サバ科

    マグロ類の年間漁獲量は全世界で約165万t。
    うち、キハダマグロ約110万t、メバチマグロ25万t、クロマグロ約3万t。
    「マグロ」は江戸時代初期までは味の良くない魚とされており、一般に広まったのは江戸時代後期になってからである。現在では脂身のトロが高級とされるが、昭和初期までは赤身が高級とされていた。また、鮪の血合いは、各種ビタミンや鉄が豊富に含まれ、健康効果の高いDHA、EPAも多く含まれる。

  • マグロの種類

    ◆キハダマグロ・・・体色やひれ部分が黄色みを帯び、第2背びれや尻びれが長い事が特徴。キハダとはひれを古語で「はた」という事に由来。
    肉色はピンク色で、刺身の他に魚肉ソーセージに加工される。
    ◆メバチマグロ・・・クロマグロとミナミマグロに次いで市場価値が高いマグロ。全世界の温暖海域に広く分布、体調2m、体重は200kgに達する。肉色は濃い鮮紅色で刺身、寿司種に活用される。
    ◆クロマグロ・・・マグロ類の最高級魚。北半球の温帯海域に広く分布、体調3m、体重は700kgに達する。最高級の刺身、寿司種で特に脂身(大トロ、中トロ)の人気が高く、兜焼きも有名。

マグロの部位

参考
  • 食材図典、食材図典I:小学館
  • 新ビジュアル食品成分表:鈴木一