メニュー紹介
- おにぎり
- かき玉汁
- 鰆の塩焼き
- いんげんの辛子和え
- 筍の土佐煮
- 春キャベツと蛍いかの塩炒め
- 手作り桜餅
レシピ
ご家庭でも簡単に作れる料理をご紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。
おにぎり
- 米
- 1合
- ごま・塩辛(お好みで)
- 少量
作り方:
- 米を洗う。分量の水に約 40 分つけ炊飯する。炊飯後は焼く 10 分蒸らす。
- 俵型に握り、お好みの具をのせる。
Point:暑くなる季節、ご飯に塩分の多い梅干し・漬け物などを添えると防腐効果が高まります。
かき玉汁
- 卵
- 1ヶ
- 葱
- 適量
- 混合だし
- 300cc+α
- 薄口醤油
- 小1
事前準備:
昆布(5cm角)は汚れを除き、鍋で 500cc の水に約60分つける。鍋を加熱、沸騰直前に昆布を取り出す。
鰹節(小袋 1 袋)を加えて約 2 分加熱し火を消す。だしを濾す。
作り方:
- 葱は小口切りする。
- 鍋にだしを加え加熱する。沸騰したら溶き卵を流し軽く混ぜ、火を消す。
- 碗に②汁を盛り付け、①葱を飾る。
鰆の塩焼き
- 鰆
- 2 切
- 塩
- 少々
作り方:
- 鰆は食べやすい大きさに切り、両面に塩をふる。
- グリルで両面焼く。
豆知識:魚へんに春と書く魚、「鰆」は晩秋~初春の産卵期に沿岸で漁獲されるため「鰆」と書きます。
いんげんの辛子和え
- いんげん
- 8 本
- A.濃口醤油
- 小 1
- A.練り辛子
- 少々
作り方:
- いんげんは筋を除き塩(分量外)茹でする。冷水にとり水気を切る。
- 2~3cm 長さに切る。
- ボールに調味液 A を加え辛子をよく溶かす。②いんげんを加えて和える。
春キャベツと蛍いかの塩炒め
- キャベツ
- 1/8 玉
- 蛍いか
- 40g
- オリーブ油
- 小 1塩・こしょう 少々
作り方:
- 蛍いかは軽く茹でる。水気を切っておく。
- キャベツは水洗いし、芯部分を除き 1cm 幅の千切りに切る。
- フライパンにオリーブ油を熱し、②キャベツを炒める。キャベツに火が通り始めたら①蛍いかを加える。
- 全体に火が通れば火を消し、塩・こしょうで味を整える。
Point:春キャベツは冬キャベツと比べて水分が多く、生食でも食べられる程に葉が柔らかい。
筍のおかか煮
- 筍(小)
- 1 本
- 米ぬか
- 適量
- A.みりん
- 大 1
- A.薄口醤油
- 大 1
- A.酒
- 大 1
- A.だし
- 100cc
- かつお節
- 2g
作り方:
- 筍は皮付きのまま水洗いする。
- 根元の堅い部分は取り除き、先端部分は斜めに切り落とす。皮部分に縦に 1 本切り込みを入れる。
- 鍋に筍、米ぬかを加え、筍が被る程度の水を加え強火で約 30 分茹でる。
- 竹串をさし通れば火を消しそのままの状態で冷ます。
- 粗熱がとれたら皮をむく。
- 筍は先端部分は縦に 2 等分、根元部分は薄切りする。
- 鍋にだし、A.酒、①筍、かつお節を加え煮る。沸騰し始めたら火を中火に弱めA.みりんを加え約5分煮る。薄口醤油を加え煮る。
- 煮汁が 1/4 程度まで減ったところで火を消す。
手作り桜餅
- 薄力粉
- 25g
- 白玉粉
- 5g
- ぬるま湯
- 70cc
- 食紅(赤)
- 少量
- 桜塩漬け葉
- 5枚
- こしあん
- 75g
作り方:
- ボールに薄力粉、白玉粉を加え、ぬるま湯を少量ずつ加えながら粉をよく溶かす。食紅を加えよく混ぜる。
- 桜の葉は水に約 5 分つけ塩分を抜く。キッチンペーパーの間に葉をはさむ。
- こしあんは5等分に分けて丸める。
- フライパンに①餅粉液を縦長の長方形に流し、端部分が透明になり始めたらひっくり返し両面を焼く。皿に並べて冷ます。
- ③こしあんを④粗熱がとれた生地で巻く。②桜の葉で⑤をはさむ。
Point:ぬるま湯を加えて粉を溶かす際、ダマができないようしっかりと混ぜましょう。また、薄力粉に白玉粉を加える事でモチモチ感が増します。
~桜 餅について ~
食事の〆に和菓子などの甘いものが食べたくなりますよね。
今回作りました、「桜餅」ですが、道明寺粉で作られたつぶつぶ感が口の中で残る桜餅か、または、薄力粉の薄皮で包まれた桜餅、皆様はどちらがお好みでしょうか?
桜餅には①道明寺(主に関西に多い)、②長命寺(主に関東に多い)の 2種類があります。
特徴:
道明寺桜餅・・・
道明寺粉で作った皮であんこを包んだ桜餅で、食べた時につぶつぶ感が感じられます。 道明寺粉は蒸した餅米を乾燥させ粗挽きしたものです。
長命寺桜餅・・・
薄力粉の生地を焼いた皮であんこを包んだ桜餅です長命寺の山本新六が桜の落ち葉掃除中に、桜漬けにした桜の葉っぱで餅を包んだらどうだろうか?と思いついた事がきっかけといわれています。
桜餅を食べる際、一緒に桜の葉っぱを食べるか?食べないか?についても食べる方により意見がわかれるところですが、道明寺桜餅、長命寺桜餅、どちらの桜餅にも塩漬けされた桜の葉っぱで包まれているという共通点がみられます。塩漬けの桜の葉には「大島桜」という品種の葉が主に使われており、塩漬けにする事で香り成分が生まれ、桜餅を食べた時の独特の風味に繋がります。
参考資料
- 食材図典I&II:小学館
- 新ビジュアル食品成分表:鈴木一
- 食品成分最新ガイド栄養素の通になる第2版:上西一弘
文責者
横浜市スポーツ医科学センター 髙木久見子(管理栄養士)