ヘルシーレシピHealthy recipe

　2 月に入りました。寒さ厳しい毎日が続き、インフルエンザも流行していますが、皆様、体調管理はいかがでしょうか？うがいに手洗い、外出時のマスク着用は勿論のこと、しかしなんといっても品数の多い食事に十分な睡眠に勝るものはありません。



　今月は2016 年10 月号で紹介しました中沢酒造のある松田町「松田町寄（ヤドリキ）ロウバイ園」をご紹介します。
　松田町寄ロウバイ園は小田急線新松田駅下車、富士急湘南バスに乗ること30分、緑豊かな山あいに位置します。寄地区の有志が荒廃農地の再生を願い新たに開墾した土地に、平成17年度松田町立寄中学校卒業生が250本のロウバイを記念植樹した事がはじまりです。その後、町立の施設として神奈川県の助成を受けて地元の方や代々の卒業生がロウバイを植樹し、現在ではロウバイも20,000本を超え、日本最大級のロウバイ園です。
　園内には河津桜の木が所々にあり、早咲き桜で有名な河津桜も訪れた日には咲き初めていました。



　ロウバイは1月〜2月と冬の寒い時期に咲く花で、花言葉は「慈愛」です。園を尋ねた日は青空が一面に広がる晴天で、「ロウバイの黄色と青空の青色」とコントラストが綺麗でした。

　

　また、園内の斜面部分には茶畑が数カ所みられました。松田駅〜山峨駅一帯は神奈川県でも有数の日本茶（足柄茶）の産地です（足柄茶茶畑のレポートは2016年6月号を参照下さい）。



　JR 御殿場線沿線には素晴らしい景色がまだまだ沢山あります。春、温かくなりましたら皆様も是非素晴らしい景色を求めて歩いてみてはいかがでしょうか？

蠣（カキ）について　

　カキは世界各国で食される食用二枚貝の代表的存在。カキ類は日本沿岸で約22 種知られているが、市場に流通しているカキの大半は養殖されたマガキである。

【カキの種類】

• マガキ･･･イタボガキ科
  日本沿岸の岩礁にみられるカキで、殻長4cm、高さ7cm程の大きさ。約300 年前広島湾で養殖されてきた記録がみられるが、大正時代に垂下式養殖法が開発され全国的に普及、生産量が増えた。
  カキの旬は秋〜冬で、グリコーゲン量が最も多く「海のミルク」と称される程風味も良い。しかし、春〜秋は産卵のため味はおちる。
  産地としては広島県、宮城県、北海道厚岸が有名。
• イワガキ･･･イタボガキ科
  殻長が20cmに達する大形カキ。陸奥湾以南〜九州まで分布、潮間帯下の岩礁に固着する。旬は夏で夏ガキともよばれる。
• イタボガキ・・・イタボガキ科
  殻長12cm、高さ11cmと大形カキ。殻表に細かい放射肋がみられる事が特徴。
  養殖はされていないが瀬戸内海ではドレッジ（桁網けたあみ）で漁獲される。
  旬は秋〜冬だが夏ガキとして食す地域もある。

参考

・松田町観光協会HP ・食材図典、食材図典II:小学館 ・新ビジュアル食品成分表：鈴木一

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