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バレンタインメニュー ~横浜七福神巡り(1)~
メニュー紹介
  • サーモンムニエル
  • 牡蠣のオイル漬け
  • ほうれん草のソテー
  • ジュリアンスープ
  • フルーツチョコフォンデュ













 今年も昨年同様「何事にもチャレンジ!チャレンジ!!」の気持ちで横浜で行われるイベントを中心に紹介していきたいと思います。
 2013年新年第一弾は「横浜港北七福神巡り」です。

 横浜市スポーツ医科学センターがある港北区内で七福神巡りができることをご存知ですか?
 今月、来月にわたり港北区七福神を紹介させて頂きます。

順路(1)

菊名池弁財天】菊名池公園プール脇(妙蓮寺駅)→【毘沙門天】菊名山蓮勝寺(菊名駅)→【大黒天】正覚院(新横浜駅)
の順に3か所巡りました。
七福神とは福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神のことです。

 「菊名池弁財天」は東急電鉄東横線妙蓮寺駅下車、北西に5分ほど歩いた菊名池公園プール脇に建っています。

 弁財天は財宝の神
。七福神の中の紅一点、インドヒンドゥー教の女神サラスヴァティー。
 サラスヴァティーはインドの河神であることから日本でも池や泉など水に関係のある場所に祠られることが多く、公園内にある菊名池もかつては現在のプールの辺りまである大きな池だったそうです。


 近世になると七福神のひとつ、財宝の神として信仰されるようになりました。



 次は妙蓮寺の隣の駅菊名駅下車、徒歩3分ほどにある蓮勝寺にある「毘沙門天」です。

 なんと、運慶作の日本三毘沙門と伝えられており、開扉日は一月、五月、九月の初寅の日で、今回は開扉日ではなかったためお姿を拝見する事はできず残念・・・。
 毘沙門天は財宝を守る神。七難を避け七福を与える北方守護神仏であり、仏教と仏教を信じる人々を守る四天王の一つで、起源はインドの前期ヴェーダ時代からの古い神で北の方角を守る神ヴァイシュラヴァナといわれています。


 気を取り直して次に向かった先は職場の最寄り駅新横浜駅下車、徒歩5分ほどにある正覚院にある「大黒天」です。


大黒天
は財福の神。インドヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ。
日本において、大黒は神道の神大国主と習合し、豊穣の神として七福神の一柱の大黒様としてしられる財福を司る神となります。

また、大黒と商売繁盛の神社とされている恵比寿は各々七福神の一柱であるが、一組で信仰されることが多いそうです。

鮭(秋〜冬が旬!)

特徴

 「サケ・マス」の仲間にはイワナ類も含まれ、北半球に約30種が生息している。日本産はシロザケ、カラフトマス、サクラマスが主で、沿岸〜沖合いにかけてベニザケ、淡水にはイワナ、ヒメマスが生息しています。
 サケ類は一般に「サケ・マス」といわれるが、学術的にはサケはシロザケ、マスはサクラマスのことを示します。
 英語では、海に下るものを「salmonサーモン」、一生を淡水で過ごすものを「troutトラウト」とよびます。
 サケは36年で成熟し、大群で川を遡上し上流の砂礫底のある産卵地をめざします。小魚は5060日で孵化し、40mm前後に育つと海へ下り、そして36年後再び生まれた川へ帰り、産卵、一生を終えます。
 サケ・マス類は利用が幅広く、肉は塩干品、缶詰、燻製などに、筋子、いくらなどにも利用されています。

種類

シロザケ(白鮭)
一般にサケとよばれているものが本種であり、日本の中部地方からアメリカオレゴン州まで広く分布。秋季に河川に回帰するものはアキザケと呼ばれ多くが新巻きに加工される。熟卵は「すじこ」として利用される。沖合いで漁獲されるものは脂肪や旨味があって美味しい。しかし、河川に遡上したものは脂肪が少なく味が淡白。

ベニザケ(紅鮭)
サケ類中肉質がよく肉の赤色が最も濃く、ステーキなどで賞味される他、燻製や缶詰に加工される。
サケ類の肉色はカロチノイド色素の含有量と関連し、赤色の濃い肉ほど美味しい。

マスノスケ(鱒之介)
キングサーモンの名前で知られる、サケ類中の大形種で、肉質はサケの中では水分が最も少なく、脂肪分が最も多いことが特徴。日本沿岸には春〜初夏に近づくが河川には遡上することはなく、北大西洋の大河川に遡上する。ルイベ、ステーキ、燻製に加工される。

カラフトマス(樺太鱒)
体長70cm以下の小形種。北洋漁業が盛んになり本種が多量に漁獲されるようになってからはカラフトマスをマスと呼ぶようになった。漁獲量はサケ類では最も多く、肉質は柔らかく、シロザケに比べ脂肪が多く、ムニエル、フライとして利用されやすい。また、缶詰の生産量は本種が一番多い。

加工例

スモークサーモン
サクラやナラなどの木を燻して塩漬けしたサケに燻煙成分を吸収されたもので、最近は5090℃で数時間燻製しただけの温燻品が多く出回っています。

トバ

サケを細長く切って寒干ししたもの

筋子・いくら

筋子はサケの腹部分を割いて摘出した卵巣そのままを塩蔵したもの。いくらは卵巣をばらばらにほぐし、塩蔵したもの。

栄養価(切り身100gあたり)

シロザケ カラフトマス
エネルギー 133kcal 154kcal
たんぱく質 22.3g 21.7g
脂質 4.1g 6.6g
炭水化物 0.1g 0.1g
カリウム 350mg 400mg
カルシウム 14mg 13mg
0.5mg 0.4mg
ビタミンA 11μg 13μg
ビタミンD 32μg 22μg
ビタミンB1 0.15mg 0.25mg
ビタミンB2 0.21mg 0.15mg


栄養素の特徴

 ビタミンA,D,B群などのビタミン類が豊富。
 ビタミンA・・・免疫力アップ
 ビタミンD・・・腸管でのカルシウムの吸収アップ。ミルク煮など冬にはおすすめ。

 サケの肉質に含まれる
赤い色素:アスタキサンチンは、カロチノイドの一種で、海老・蟹の殻にも含まれています。強い抗酸化力(活性酸素を消去する)をもつ成分として注目されています。海老や蟹は生の状態では殻部分が赤くないものは、色素:アスタキサンチンとたんぱく質が結合しているからで、加熱するとたんぱく質が分離しアスタキサンチン単体となり赤くなります。

参考
・新ビジュアル食品成分表:鈴木一行
・食材図典:小学館