今年も昨年同様「何事にもチャレンジ!チャレンジ!!」の気持ちで横浜で行われるイベントを中心に紹介していきたいと思います。
2013年新年第一弾は「横浜港北七福神巡り」です。
横浜市スポーツ医科学センターがある港北区内で七福神巡りができることをご存知ですか?
今月、来月にわたり港北区七福神を紹介させて頂きます。
大黒天は財福の神。インドヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ。
日本において、大黒は神道の神大国主と習合し、豊穣の神として七福神の一柱の大黒様としてしられる財福を司る神となります。
また、大黒と商売繁盛の神社とされている恵比寿は各々七福神の一柱であるが、一組で信仰されることが多いそうです。
シロザケ(白鮭)
一般にサケとよばれているものが本種であり、日本の中部地方からアメリカオレゴン州まで広く分布。秋季に河川に回帰するものはアキザケと呼ばれ多くが新巻きに加工される。熟卵は「すじこ」として利用される。沖合いで漁獲されるものは脂肪や旨味があって美味しい。しかし、河川に遡上したものは脂肪が少なく味が淡白。
ベニザケ(紅鮭)
サケ類中肉質がよく肉の赤色が最も濃く、ステーキなどで賞味される他、燻製や缶詰に加工される。
サケ類の肉色はカロチノイド色素の含有量と関連し、赤色の濃い肉ほど美味しい。
マスノスケ(鱒之介)
キングサーモンの名前で知られる、サケ類中の大形種で、肉質はサケの中では水分が最も少なく、脂肪分が最も多いことが特徴。日本沿岸には春〜初夏に近づくが河川には遡上することはなく、北大西洋の大河川に遡上する。ルイベ、ステーキ、燻製に加工される。
カラフトマス(樺太鱒)
体長70cm以下の小形種。北洋漁業が盛んになり本種が多量に漁獲されるようになってからはカラフトマスをマスと呼ぶようになった。漁獲量はサケ類では最も多く、肉質は柔らかく、シロザケに比べ脂肪が多く、ムニエル、フライとして利用されやすい。また、缶詰の生産量は本種が一番多い。
スモークサーモン
サクラやナラなどの木を燻して塩漬けしたサケに燻煙成分を吸収されたもので、最近は50〜90℃で数時間燻製しただけの温燻品が多く出回っています。
トバ
サケを細長く切って寒干ししたもの。
筋子・いくら
筋子はサケの腹部分を割いて摘出した卵巣そのままを塩蔵したもの。いくらは卵巣をばらばらにほぐし、塩蔵したもの。
シロザケ | カラフトマス | |
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エネルギー | 133kcal | 154kcal |
たんぱく質 | 22.3g | 21.7g |
脂質 | 4.1g | 6.6g |
炭水化物 | 0.1g | 0.1g |
カリウム | 350mg | 400mg |
カルシウム | 14mg | 13mg |
鉄 | 0.5mg | 0.4mg |
ビタミンA | 11μg | 13μg |
ビタミンD | 32μg | 22μg |
ビタミンB1 | 0.15mg | 0.25mg |
ビタミンB2 | 0.21mg | 0.15mg |
ビタミンA,D,B群などのビタミン類が豊富。
ビタミンA・・・免疫力アップ
ビタミンD・・・腸管でのカルシウムの吸収アップ。ミルク煮など冬にはおすすめ。
サケの肉質に含まれる赤い色素:アスタキサンチンは、カロチノイドの一種で、海老・蟹の殻にも含まれています。強い抗酸化力(活性酸素を消去する)をもつ成分として注目されています。海老や蟹は生の状態では殻部分が赤くないものは、色素:アスタキサンチンとたんぱく質が結合しているからで、加熱するとたんぱく質が分離しアスタキサンチン単体となり赤くなります。
参考 |
・新ビジュアル食品成分表:鈴木一行 ・食材図典:小学館 |