クリスマスパーティメニュー
・ローストビーフ
・ポテトサラダ
・あさりのガーリックバターソテー
・アップルパイ
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12月に入り、2010年も残りあとわずか。皆様にとってどんな1年でしたか?
「手洗い・うがいの励行、早寝早起き、食事を3食摂る」生活習慣の実践は体調を管理する上でとても重要です。主に冬に流行する「ノロウイルス感染症」についてお知らせします。
概要・・・毎年11月〜4月頃にかけてノロウイルスの感染を原因とするウイルス性胃腸炎(嘔吐・下痢)が流行します。牡蠣などの2枚貝の生食による食中毒が有名ですが、乳幼児の集団感染の大半は施設内での感染者→人への感染拡大です。感染の予防方法として「手洗い」が効果的です。また、常に免疫力を高めておく
ことも重要で、「3食食事を摂る+十分な睡眠」を日頃から心がける
ことも大切です。
症状・・・主な症状は、吐き気・嘔吐、下痢。
潜伏期間は数時間〜数日(平均1〜2日)。
症状の持続期間も数時間〜数日(平均1〜2日)と短期間。免疫力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすい。
治療法・・・脱水症状にならないように十分な水分補給
と吐き気止めや整腸剤などの服薬が一般的です。
予防方法・・・「流水・石鹸による手洗い」
(1)調理について
・調理者は調理前後で流水・石鹸による手洗いをしっかりと行う。
・嘔吐・下痢症状のみられる場合は食品を直接取り扱わない。
・貝類(牡蠣・あさり・しじみ等)は、十分に(中心部85℃・1分)加熱調理する。また、貝類の生食はノロウイルス感染食中毒の原因となりやすいため、注意する。
・調理後の包丁は熱湯消毒(85℃・1分以上)する。
まな板やプラスチック製品は熱湯消毒(85℃・1分以上)、または、家庭用漂白剤(200倍に薄める)に浸ける。
(2)嘔吐物・下痢便の処理について
嘔吐物や下痢便は、処理をする前に処理をする人以外は遠ざける。
処理者はマスク・手袋を着用し、雑巾・タオル等でしっかりとふきとる。その後、家庭用漂白剤(200倍に薄める)で消毒する
。
(3)汚れた衣類の処理について
嘔吐物や下痢便で汚れた衣類は、マスク・手袋を着用した上でバケツなどで水洗いし、家庭用漂白剤に30〜60分浸けて消毒する。消毒後、他の洗濯物と分けて最後に洗濯する。
特徴:バラ科リンゴ属
りんごの栽培起源は4000年以前のスイス湖棲民族にさかのぼるとされ、18世紀後半
に品種改良が進められた。現在、コーカサス地方を原産とするmalus
pumilaを栽培種の基本種とする。
日本への渡来は明治初期で導入品種を中心に栽培していたが、現在、生産品種の75%を国内品種が占める。生産量では青森県50%、長野県25%を占める。
品種:
☆紅玉・・・アメリカニューヨーク州ウルスターのフィリップ・リック園で発見されたエソパス・スピッツェンブルグの自然交雑実生品種。日本へは1871年に導入。
果実は中形250g前後。果形は円形。果皮は鮮紅色。果肉は黄白色、緻密で果汁が多い。酸味はやや強い。
☆ふじ・・・国光にデリシャスを交雑育成した品種。日本のりんご生産量の50%を占める。
果実は300g以上。糖度が高く酸味が少ない。肉質は硬く果汁が多い。日もち性は全品種の中で最も高い。
☆ジョナゴールド・・・1943年、アメリカ・ニューヨーク州立農業試験場がゴールデンデリシャスと紅玉を交雑育成した品種。日本へは1970年秋田県果樹試験場が導入、1975年以降岩手県中心に普及。果実は500g前後。果形は円形、全面紅色に着色しわずかに縞が入る。ジュース・料理用に適している。
☆ゴールデンデリシャス・・・1890年アメリカ・ウエストバージニア州のA.H.ムリウス園で発見された偶発実生品種。日本へは1923年青森県りんご試験場が導入。果実は300g前後。果形は長円形または長卵形。果皮が黄色。肉質は緻密で果汁も多い。
B栄養: りんご100gあたり(1/2ヶ)
エネルギー | 54kcal |
たんぱく質 | 0.2g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 14.6g |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンC | 4.0mg |
カリウム | 110mg |
食物繊維 | 1.5g |
水分 | 84.9g |
「ペクチン」・・・整腸作用、動脈硬化の予防
「カリウム」・・・血圧降下作用
「りんご酸」・・・消炎効果が期待される。
参考 |
・成分表5訂版:女子栄養大学 |