ハロウィンメニュー
・かぼちゃの焼きコロッケ
・かぼちゃスープ
・ししゃもと焼き野菜のマリネ
・かぼちゃのパウンドケーキ
★レシピはこちら
10月に入りハロウィンシーズン到来!ショーウィンドーのディスプレーにもかぼちゃ&お化け達のイラストが・・・。
「ハロウィン(Halloween)」とはカトリックの諸聖人の日の前晩10月31日に行われる行事をさします。ケルト人の信仰では、新年の始まりは11月1日サウィン祭(収穫祭)であり、前日(10月31日)夜より始まり、焚き火をして作物と動物を神に捧げました。
この焚き火には、1年のうちでこの時期に現世と霊界とを霊が行き来できると信じられたことから、魔よけとして身を守るという意味がこめられていました。
現在においては、10月31日の夜、かぼちゃをくりぬいた中に蝋燭(ろうそく)を立てた「ジャックランタン」を作り、お化けや魔女に仮装した子供たちが「Trick
or treat(お菓子をくれないと、いじわるするぞ!)」と唱えて家を1件ずつ訪ねる習慣が定着しました。
特徴: ウリ科カボチャ属
現在、日本で出回る品種はA.ニホンカボチャ・B.セイヨウカボチャ・C.ペポカボチャの3種。
A.ニホンカボチャ(日本南瓜):
中央アメリカ原産。戦国時代(16世紀)、ポルトガル船により九州に渡来、各地に伝播した。
1960年以降消費が減少し特殊な需要を満たす程度。
「縮緬:ちりめん」「菊座:きくざ」「黒皮:くろかわ」等が各地で栽培され、ひょうたん型になる「鹿ヶ谷:ししがだに(京都)」や果面に模様が入る「雉:きじ(新潟)」等地方特有の品種もある。
水分を多く含みねっとりした味わいが特徴的で煮物に適している。また、油との相性がよく、天麩羅や精進揚げにも使用される。
B.セイヨウカボチャ(西洋南瓜):
南アメリカ乾燥地帯原産。幕末(19世紀)に
日本に渡来、北海道中心に冷涼地帯で栽培される。
1960年以降、日本人の嗜好が、粘質なニホンカボチャより粉質のセイヨウカボチャを好み、また、栽培面においてもビニール被覆の利用、良質な早生品種が育成された
ことによりセイヨウカボチャが主流となった。「青皮甘栗:俗称:東京カボチャ」が普及し、粉質の強い「黒皮栗:えびす・みやこ」が主流。
煮物の場合、牛乳と一緒に煮ると、カボチャ表面に薄い膜ができ蓋の役割を担うため、均一に火が通りふっくらと煮ることができる。ポタージュスープやパイ等は
、甘みが強く、ホクホクとしたセイヨウカボチャがむいている。
C.ペポカボチャ:
19世紀末中国から導入された「撹糸瓜:かくしうり」が金糸瓜やそうめん瓜等の名前で各地で潜在的に栽培されていただけだったが、1980年代に入り、開花後7日程度の稚幼果を利用するズッキーニが発表されて微増している。
生食、炒め物、ピクルス、煮物に利用することが多い。
栄養:
セイヨウカボチャ100gあたり
エネルギー | 91kcal |
たんぱく質 | 1.9g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 20.6g |
カロテン | 4000μg(*) |
ビタミンB1 | 0.07mg |
ビタミンC | 43mg |
鉄 | 0.5mg |
カルシウム | 15mg |
カリウム | 450mg |
食物繊維 | 3.5g |
*μg・・・ミューグラム
炭水化物を豊富に含みエネルギーが高く、持久力競技の方は炭水化物補給として料理に1品加えましょう。また、カロテンを豊富に含むため免疫力を高める効果も期待できます。テスト前や試合前等コンディション調整期におすすめ。
参考 |
・成分表5訂版:女子栄養大学 |