筍づくしメニュー
写真は
・ ご飯
・ 若竹汁
・ 筍のしそ昆布炒め
・ 木の芽和え
・ 苺大福
★レシピはこちら
「夏も近づく八十八夜・・・」というフレーズでおなじみの茶摘み歌をご存知でしょうか?八十八夜とは、立春から八十八日目、5月2日頃にあたります。農村では、田の苗代作りや畑作物の種まきを始める時期にあたり、八十八は漢字の「米」に通じ、「八」が重なる縁起の良さも加わり、田の神に供え物をして豊作祈願を行う日でもあります。
春が旬の食品A
3月号にひき続き、春に旬を迎える野菜について紹介します。
☆筍 (たけのこ) |
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旬:4月〜5月上旬 | |
特徴:先端部は柔らかく和え物・酢の物・炊き込みご飯に。 中央部は歯ごたえがあり煮物・炒め物に幅広く使える。 水煮筍の切り口部分に見られる白い粉は、チロシ ン(アミノ酸の1つ)。 |
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栄養成分:100g 29kcal たんぱく質(チロシン・アスパラギン酸など)、 カリウム、ビタミンB1、B2、食物繊維 |
☆空豆 (そらまめ) |
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旬:4〜6月 | |
特徴:さやが上を向いてつくので「空を向いた豆」が名前の 由来。完熟したものは煮豆や甘納豆に利用し、一般的 には塩茹でして食べる。 さやから出して空気にふれると一気に鮮度が落ちるた め、茹でる直前にさやから出すように。 カリウム、鉄、亜鉛などミネラル類を多く含む。 |
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栄養成分:100g 108kcal たんぱく質、炭水化物、カリウム、鉄、亜鉛、 ビタミンB1、B2、C、食物繊維 |
☆さやえんどう |
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旬:4〜5月 | |
特徴:中央アジア〜中近東が原産。 えんどうを早採りしたもので、品種として絹さや、オランダ さやえんどう、肉厚なスナップえんどう等がある。 |
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栄養成分:100g 36kcal カリウム、カロテン、B1、B2、C、食物繊維 |
☆玉葱 (たまねぎ) |
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旬:4〜5月(新玉葱) | |
特徴:春先に出回る新玉葱は柔らかく
て辛味が弱く、生食に むいている。 香り成分の硫化アリルはビタミンB1の吸収率をアップ させ、エネルギー代謝を活性にする。また、血液のサラ サラ効果にも期待大。 涙を抑えるには、「玉葱を冷やす」・「包丁や玉葱の切 り口を水で濡らす」などのひと工夫があります。 |
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栄養成分:100g 37kcal 炭水化物、カリウム、ビタミンB6、硫化アリル |
☆じゃがいも |
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旬:4〜6月(新じゃが) | |
特徴:江戸時代、長崎に伝えられ、ジャガタラ(現在のジャカ ルタ)から来た芋が名前の由来。 ○男爵・・球形で果肉は白く粉質。粉ふき芋・マッシュ ポテト向き。 ○メークイン・・細長い卵形で果肉は薄い黄色で粘質。 煮崩れしにくく煮物向き。 ビタミンCはでんぷんに包まれているため加熱しても壊 れにくい。 |
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栄養成分:100g 76kcal 炭水化物、カリウム、ビタミンB1、ナイアシン、C |
参考
(1)日本人のしきたり:飯倉晴武
(2)からだにおいしい野菜の便利帳:板木利隆
(3)イチバン親切なお菓子の教科書:川上文代
(4)五訂版栄養成分表:女子栄養大学
(5)新調理実習:関西調理研究会
(6)ベターホームのお料理一年生:ベターホーム