(1)菓子・ジュース中心→食事中心の食生活に変える。 食事を適正量とる(食欲アップを図る)。 主食・主菜・副菜がそろった食事をとる。 |
菓子・ジュース中心の食事では、ビタミンやミネラルの摂取不足が起こります。では、食事を
しよう!と思った時、一体どれぐらいの食事量が必要なのでしょうか?下記の表1に示す推定エネルギー必要量から1日に必要な食事量kcalを算出してみましょう。
表1.推定エネルギー必要量
☆男性 (単位:kcal)
☆女性 (単位:kcal)
「身体活動レベル」とは?
T:生活の大部分が座位で、静的な生活が中心の場合。
U:座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買い物・家事、軽いスポーツ
等のいずれかを含む場合。
V:移動や立位の多い仕事の従事者。または、スポーツ等余暇における活発な運動習慣をもつ場合。
食欲が低下している場合は、味付けの工夫をすることで食欲アップを図りましょう。
@香辛料を利用する
カレー粉・わさび・辛子・豆板醤・コチュジャン
A香味野菜を利用する
青しそ・みょうが・しょうが
B酸味を利用する
酢・レモン・梅干・キムチ
(2)ビタミンB1を多く含む食材をとる。 |
次に、エネルギー産生代謝に必要な炭水化物やビタミン類はそれぞれ炭水化物→主食、ビタミン→主菜・副菜に主に含まれているため、「主食・主菜・副菜」のそろった食事を3食とることが大切です。
主食;ご飯・パン・麺類・シリアル・餅・芋類
主菜;肉・魚・卵・大豆食品・乳製品
副菜;野菜(緑黄色野菜を多めに)・海藻・きのこ類
また、ビタミンB1を多く含む食材を取り入れた献立を作成しましょう。
☆ビタミンB1を多く含む食材
主食;玄米・胚芽米
主菜;豚肉(ヒレ・もも)・ウィンナー・ハム・うなぎ蒲焼・鶏レバー・たらこ・大豆・鰹
副菜;海苔・ごま
参考 |
日本人の食事摂取基準〔2005年版〕 |