今回のメインテーマは「エビデンスに基づくスポーツ医学:Evidence
Based Sports medicine」でした。近年、エビデンス(科学的根拠)の重要性が唱えられており、医師の権威や経験による判断ではなく、科学的な研究により治療の効果やリスクを明確にすることが重要であるといわれています。スポーツ医学においては、手術手技の選択、診断方法、治療方法、スポーツへの復帰時期など様々な場面において重要視されています。今学会においては、内科、整形外科、バイオメカニクス、心理、栄養など様々な分野における研究が発表され、横浜市スポーツ医科学センターからは以下の6題を報告しました。