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ヘルシーレシピHealthy recipe

2016 Merry Christmas!
メニュー紹介
  • パン2 種
  • ピンチョスクリスマス風
  • 牛すね肉の赤ワイン煮
  • たこのカルパッチョ
  • ゼリー入りヨーグルト

















 12月に入り街の至る所でイルミネーションが見られるようになりました。2016年も残すところ1ヶ月を切りました。皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?
 12月は師走と言われますが、私も鮪や鰹と同じく走り続ける日々を過ごしています。仕事がひと段落ついた時などに風邪や胃腸炎などにかかり体調を崩す方も多いのではないでしょうか?
 冬はノロウイルスによる胃腸炎が流行する季節。ノロウイルスに感染すると下痢や嘔吐の症状がみられます。また、下痢や嘔吐を繰り返すことにより脱水症状が重症化し、乳幼児や高齢者など免疫力の低い方は症状が長引きやすくなります。
潜伏期間は24〜48時間といわれています。

 では、ノロウイルスによる胃腸炎にかかってしまった場合、栄養や食事面からはどんなサポートができるでしょうか?

 下痢や嘔吐などの初期症状がみられた場合、水分補給を最優先に考えましょう。
経口保水液やスポーツ飲料を胃腸に負担のかからない程度に飲みましょう。しかし、水分が摂取できない程に重症化した場合はすみやかに医療機関を受診することをおすすめします。
 嘔吐の症状が少し落ち着き、食事を食べ始めることが可能な状態まで回復してきたら、消化の良い(=胃腸を沢山働かせなくてもよい)食事を中心に少しずつ食べ始めます。例えば、お粥、りんご、ヨーグルト、ゼリー飲料などがあります。
 逆に胃腸を刺激する、胃腸の働きに負担をかける食事や食べ物は食べないようにしましょう。例として、揚げ物類、シチューやカレーのルウ料理、お菓子類、炭酸飲料、柑橘系フルーツなどがあります。
 
 ノロウイルスは、感染者の排泄物から飛沫するウイルスや、感染者が触れたものや衣類に付着したウイルスを吸い込むことで感染します。こまめな手洗いやうがい、外出時のマスク着用も有効な予防方法です。
 2016年も残りわずかですが、予防を継続することで年末年始が皆様にとって充実した時間となりますように。

牛肉について 

 日本では大国主命が農民に牛を食べさせたという伝説が残っていますが、仏教伝来以降は天武天皇の殺生禁断の命により牛の食用がタブーとされ、牛肉は特に厳しく禁じられた歴史があります。
 そして、江戸時代末に外国人が牛肉を食べているのをまねて食べ始め、牛肉が日常食となったのは大正時代に入ってからです。日本で日常良く食べられる牛は乳用肥育雄牛で、種類としては黒毛和種、褐毛和種などがあります。

【肉牛の種類】
  • 黒毛和牛
    水田耕作と密接に結びついた役肉用牛として改良されてきたが、最近では肉専用種としての改良が進み、肉質は他の品種と比べてとても優れていて美味しい。
  • 褐毛和牛
    ・熊本系:肥後の褐牛、産肉量では黒毛和牛に勝るが肉質は劣る。
    ・高知系:土佐の褐牛、肉質は黒毛和牛に近い。
  • 日本短角種
    在来種にイギリス産のショートホーン種を交配した品種で、青森県、岩手県、秋田県、北海道で飼育されている。放牧に適し、体重増加は大きいが肉質は黒毛和牛に比べて少し劣る。
















参考
・食材図典:小学館
・新ビジュアル食品成分表:鈴木一